夏の終わりのハーモニー

今年も大好きな夏が終わろうとしています。

昔から夏が大好きで、夏休みの満喫度は誰よりも高かったと思います。小さい頃は海、山、川を毎日のように駆けずり回っていましたし、大人になってからは海、山、川、そして街を駆けずりまわっていました。

しかしここ数年はコロナのせいで夏らしい夏を感じれずにいました。祭りは無く、街へ出る機会も減り、まあ強いて言えば、グリーンはいっぱい見た気はします。

そして今年。帰ってきました、三社大祭!もうそれだけでウキウキです。太鼓や笛の音が聞こえてくると、夏だなぁって思うんです。もう八戸市民としてのDNAが湧き踊るのです。

しかも今回は仕事で山車に密着撮影できちゃいました。小さい頃山車を引っ張って歩いた街中の道路を、一緒に歩くことができました。40年ぶりに蘇る感覚は、とても感慨深いものがありました。

そしてさらにねぶたのお仕事も入ってきたのです。これも密着撮影という内容です。ねぶたには参加したことが無かったので、これも貴重な経験になりました。観客も参加者もすごい熱狂ぶりで、若い頃に経験してたらハマったろうなと思いました。

仕事とは言え、今年は予期せぬ祭り三昧となりました。いやー、疲れ果てました。今年の青森県は記録的な猛暑。山車と引き子の周りを走り回って撮影は、年齢的にもきついものがありました。

しかし、終わってみるとなんとも言えない充実感がありました。夏が終わろうとするこの夕暮れに、雲を眺め、虫の声を聞きながら「夏が終わるなぁ」と、しみじみと浸ることができました。

あとは、街に出て生ビール片手に「夏の終わりのハーモニー」でも歌いに行こうかな。

TOP