父は56歳で亡くなりました。現在私は51歳、あと5年で父が死んだ歳になります。
ずっと父の死は頭の中にあって、なんとなくそのぐらいに自分も死ぬんだろうなと思ってました。なので思う存分毎日を楽しんで、後悔せずに死んでいきたいのです。
自分の葬式を想像することもあります。私にとっての理想の死は、多くの人に想い出してもらって、それが楽しい想い出だったら最高だなと思うんです。比べるのは失礼ですが、スティーブ・ジョブズより志村けんや上島竜兵の生き様に憧れます。
カウントダウンまであと5年に迫って気づいたことがあります。自分が死んだら後片付けが大変だなぁと。私の父はポックリ逝ったので半年ぐらいは涙が出る暇が無いほど後片付けが大変でした。事業、借金、人間関係…。
そんな思いは残された家族にはさせたくないと思って、遺言を書き留め始めました。家族の中で一番しっかりしてる長女に向けて、私に何かあったらやってほしいことを綴っています。
きちんとした遺言ではなく、やらなければならないタスクをクラウドのメモ帳に書き記しておいてるだけです。入ってる保険、使ってる通帳、投資などの財産、仕事の後始末など、死んだ後に家族が四苦八苦しないように記してあります。
書き損じが無いように、これからも思い出したことはアップデートしていきたいと思います。最後に家族たちへの感謝も忘れずに。