最近はWordPressでリニューアルする案件が多くなりました。というか思い出してみると近々の案件でWordPress以外の案件はほぼ無いですね。
それではなぜWordPressばかりなのでしょう?
まずはお客さんの管理のしやすさがあります。
通常のwebサイトですとサイトの更新は基本的に私の方で行わなければなりません。なのでお客さんがメールや電話で依頼して、私がそれに沿って更新、修正する必要があります。となるとタイムラグが発生しますので、急ぎのお客様にはストレスも感じさせてしまいます。
特にリニューアルをお考えのお客様は「自社で更新作業をしたい」という要望が多かったりします。サイト運営をしてきて、制作会社への依頼の手間や料金に不満があったと推測できます。それはwebサイトを育てていく上で大きなデメリットになります。
WordPressなら、最初使い方のレクチャーは必要にはなりますが、担当者が覚えてさえしまえれば自社でどんどん更新していけます。
次の利点は拡張性の高さでしょう。
ページやカテゴリをすぐ増やせますし、豊富なプラグインがありますので、決済システムを入れて物販をしたり、メルマガ発行したり、SEOを強化したり、とか運営していくうちに必要になってきたページやコンテンツなどをあまり予算をかけずにできたりします。
そしてさらに複数の人で管理ができる、引き継ぎが楽なのも利点でしょう。
一つの管理画面を複数のアカウントで管理できるので、社内のみんなでwebサイトを育てていくことが可能です。基本的にはブログを更新しているのと変わらずに作業できますので、Web担当者がいなくなったから更新できなくなったというリスクは少なくなります。
デメリットとすれば最初の初期投資が少し高めかもしれません。あとはシステムの管理が、バックアップしてアップロードしてとか少々面倒ですが、そこはサイト制作会社にお任せすればと思います。ちなみにその辺はカスタネットはかなり良心的です。
カスタネットのサイトもリニューアルするにあたってWordPressに切り替えました。制作者としては細かいデザインになかなか手が届かないのがストレスですが、運営が一気に楽しくなりました。いろいろなプラグインを入れて遊んでます。
まあ3年後ぐらいにはリニューアルしたくなるでしょうけど、それまでこのサイトをどこまで育てられるか楽しみです。